ティファニーワンダーを見てきたんだけど、個人蔵含むアーカイブ作品をたくさん見られたのは楽しかったし、美しさの定義は本来画一的ではないというところを再確認できてよかったけど、こういう展示でいつも思うのは展覧会が何を見せたいかと私が何を見たいかが噛み合わなくてもどかしい所がどうしてもある。展示ケースの色や館内の照明の暗さ、カラーストーンはティファニーの十八番でもあるはずなのにどうしてあんな暗い部屋で暗い展示ケースに入れてしまうんだ、色も光も屈折も楽しめないだろ、
ダイヤモンドはこれでもかと明るく展示するくせにと思ったり。
こういう展示を見てるとやっぱり研究職についてみたかったなあと思う、もう今更頑張れないけど。

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昔は宝石内のインクルージョンはかなりネガティブに捉えるのが一般的で内部が極力クリーンで何も内包していない事を重要視してきたけど、最近は宝石内のインクルージョンをあまりネガティブに捉えない、その個々の宝石の個性的な美しさとして楽しむ傾向が強くなってきていて、個人的には楽しい時代になってきたなあと思うけど、その観点から見ても1990年作成パロマ・ピカソのデザインのクンツァイトネックレスはインクルージョンはその石の美しさを損ねるものではないということの証明のようで今後も永遠に大切にされる作品だろうなあと思った。

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