奴隷貿易のためにヨーロッパ人と協働したアフリカ人支配者がいた、という話。日本人の姿と重ならなくもない
"アフリカ人支配者のなかにはヨーロッパ人と交渉をして、貿易に税をかけたり、奴隷との交換に自分が欲しいものを主張したり、贈り物を要求したりする者もいました。"
"こうした支配者たちは、自分をアフリカ人あるいは黒人とはとらえておらず、あくまである村、あるいは、ある部族の一員だと考えていました。"
"そのため、他の部族の捕囚に対して、仲間意識や絆を感じなかったようです。"
ヘザー・アンドレアウィリアムズ『14 歳から考えたいアメリカの奴隷制度』