"歴史が示すとおり、支配権を握った男性が自らの特権を自発的にあきらめることは決してない。"
"ある日彼らが目覚めて、「わたしが他者を管理し、支配するのは間違っていると突然気づいた。この方法は変えなければならない。だから、わたしの権力を他者と共有しよう。彼らに選挙権を与えよう!」と言い出すことはない。そんなふうに事が進むことは絶対にない。歴史が示すとおり、権力は権力を握る者から必ず奪い取らなければならない。"
リチャード・ホロウェイ『若い読者のための宗教史』
Chapter38 怒れる宗教
宗教史の、しかも「若い読者」向けの本でこう書かれるくらい、世界では当たり前の考え方なんだなぁ、と