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今この本を読んでいる。
書評の言う通りだが、そもそも就職氷河期世代が棄てられたと言われる所以はなんであったか。
国も社会も、議員も役人も有識者も、救いたいのは自分たちの「結果」、嫌な言い方をすれば「手柄」に繋がるところ。
自分の気持ちを満足させられるところ。

一時期は無敵の人や社会保障を食い潰す世代とマスコミも一緒になって就職氷河期世代をおもちゃにしてきた。

今度はやっぱりなんか違うっぽいから支援をやめて方向を変えよう。

これで結局は就職氷河期世代は救いづらい故にまた棄てられる。
それを国と社会、議員や役人や有識者らは政策転換と言い、マスコミは新しいおもちゃに飛びつく。

人というのはなんと勝手なのだろう。
支援できもしていない、救えてもいないのに。
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「就職氷河期世代」書評 特別視を再考 必要な政策とは|好書好日 book.asahi.com/article/1553987

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