数年前の就職氷河期世代支援が始まるかどうかという頃、故あって大手新聞社の記者から同世代の女性非正規労働者を紹介して欲しいと頻繁に連絡があった。
記者から条件が出される。
就職氷河期世代の女性であること。
非正規労働者であること。
そして、絶対条件は
「未婚」であること。
記者らはとにかく「既婚の女性非正規労働者」を嫌った。記者に説明を求めると既婚女性非正規労働者は将来安泰の勝ち組でイージーモード人生を謳歌、だという。
渋々、仕方ねぇなぁ…、既婚の女とかマジ最悪…と舌打ちを…本当にそんな感じで大手新聞社や雑誌社の記者が現場に現れたと私が紹介した当事者に言われ後で平身低頭で謝罪したのは一度や二度では無い。
いま、ようやく就職氷河期世代の既婚者の辛苦が表に出てくるようになった。声をあげていいんだと思えるようになったと当事者から聞いたりもする。
当時の記者たちはこの記事をどう読むでしょうか。
あなた方が就職氷河期世代の勝者で他人の褌で楽して生きていると嫌った当事者は本当にイージーモード人生でここまできたのでしょうか。
あの当時の記者は悔い改めていただきたい。
今度は反対に私が当時のその記者たちを取材したいです。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/d4657c9dbec7d5f8063a0cb812d8e274b9bb5ce9