上がっていく最低賃金に対し、デモデモダッテと抗弁して払えないと言う企業や経営者ばかりなんですかね。
そろそろもう就職氷河期時代から続いた企業や経営者が高笑いするような雇用がまかり通った夢から醒める時では。
低賃金&雇用調整弁というダブルオプションの付いた非正規労働者は企業や経営者、現場にとって麻薬のようなもので一旦使い出すとやめられないものらしい。しかも国がお墨付きを与えた非正規労働者、派遣社員というラインナップ充実。
この手のマスコミの記事を読むと、人手不足人手不足と書き立て、企業や経営者の青息吐息を中心に報じ支払能力を気にかけ、ひたすらに切なく苦悩に満ちた経営者像を報じる。それに対し賃上げ!過去最大の上げ幅!と書き立て、政治の恩恵を享受する労働者という対局相手を描き報じる。
どこもそんな労使の明暗を書き、掲載するけど…記者はデスクはキャップは編集長はどこの何を見てそんな明暗を見い出し、今の社会のトレンドとして書くのだろう。
この記事の写真、時給1500円みたいだけど、よく見ると「期間限定」で「初回時給」とある。まさかそれに記者やデスクが気付かないわけあるまい?
無料部分と有料部分のある記事だが…そう感じた。