※昆虫、集合体注意 ヘボ飯(蜂の子ご飯)を作ったよ
幼虫は最終的に300g近くになった。甘辛い佃煮にし、半分を炊き込みご飯にした。幼虫は生で食べるとそら豆の薄皮のような風味。調理中もできあがりもつくづく「虫だな〜」と思うしかない見た目。無理な人は本当に無理だろうな。ヘボ飯は幼虫と成虫で食感と味が違っていて、幼虫は豆っぽく、成虫は小エビに似ていてほのかにエグみがある。入れてないのになぜか山椒やレモンを思わせる柑橘系の芳香がする。おいしかったです。私たちはたとえば普段しらす一匹一匹の死を意識したりはしないわけだけど、ヘボ飯にはそれがある。さらにいうと最初は意識していてもそのうち慣れてしまう、という体験をする。