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幾原邦彦プロデュース朗読劇「春琴の佐助」、村瀬歩&小林千晃組の千秋楽公演を配信で見たわけですが、原案では後世の第三者が春琴と佐助のふたりの人生を辿る構成だからあくまで伝聞や想像として描写されていたふたりの想いをはっきりそれぞれのモノローグとして口に出させてたので、それだけでも結構作品としては別物って印象にはなったな
原案小説では必ずしも実体を伴わない春琴の内面に暗闇で沈んでいくよるべなさという輪郭が与えられてるのとかが特に…
とにかくずっと暗闇の中、たくさんのノイズの中を手探りで進むような演出だけれど、その中の“光”のことを佐助にとっての春琴、春琴にとっての佐助としては描写せず、目を灼くような閃光をその後の一番くらい暗闇(春琴が火傷を負う場面)の布石とするのとか、幾原邦彦~…!だった
劇場で観たらめちゃくちゃ怖かったと思う(暗闇と静寂の中に村瀬歩の怒声が響き続けるので…)

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