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表面的には「小さな本屋にも仕入れのハードルが!」というメリットを感じさせるものではあるが、ようは「トーハンという大手が小さな本屋と取引をしないとやばいくらい追い込まれている(=チェーン店との取引が死に目)」ということであり、(大きな)出版業界の終わりの始まりを感じますね。

文フリに大手出版社が出てきてしまう、各地で出版社しか出れないブックフェスがどんどん増えていく、というのと同じで、大型の肉食動物が虫や草を食べ始めた、つまり待っているのは生態系の破壊だということを、どれだけの者が理解しているのか。ブックフェスの濫立は本屋の売上を奪い、大手取次の囲い込みは中小取次の売上を奪う。

yomiuri.co.jp/culture/book/202

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