BT UDトークを本屋のイベントで使いたくても使えない理由のひとつが「登壇者がUDトークの音声認識機能を意識した喋り方をしない/熱中すると忘れてしまう」というものなんですよね。間投詞が多くても早口でもいいんだけど、誰かが話しているときに割り込んでしまうのだけはやめてほしくて、でもこれがいちばん難しかったりする。

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結局リアルタイムでの字幕表示は精度が低くなりがちで、これじゃ話の大筋すら掴めないのではないか、というレベルのものになってしまうので、最近は後日文字起こしをして編集もしてテキストデータにしたものを、という形にしている。これだと話の流れをきちんと読める。でも私の負担が大きすぎるのと、完成までに数ヶ月かかるのがネック。

幕張という立地&お店の規模だと店頭参加は10名が限度で、配信もよほどのことがなければ10人前後で平均している(20人超えたら多い)。ゲストにちゃんと謝礼と交通費全額を払うとすると、正直お店=私の取り分はほとんどなくなる。ゆえに、店頭参加者が本を買ってくれるのでそれを「利益」として、イベント自体の利益は出たらラッキーで考えている。そのあと文字起こし&編集作業を経てテキストデータの販売をするけども、こっちは数人買ってくれればいいくらい。時給換算したら数円になる。このような状態なので、UDトークのリアルタイム修正要員を雇うなんてことは当然できない。ゲスト1名で話し相手に私、というスタイルにしたら、これまた当然修正作業は不可能。

つまり情報保障には金がいる。ゆえにそこにこそ公的な支援が入るべきであり、先日の書店支援政策とやらが仮に機能するのであれば、こういった部分に充てる金を潤沢に用意せよ、という要求をすべき。

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