将来の不安(主に環境面)を煽るような話題
・しばらく前に、一周回って地球環境悪化ディザスタームービーとかをいくつか見てた。
『デイ・アフター・トゥモロー』は、地球温暖化で逆に気温が急激に下がって地球規模で世界各地で人が死ぬ話なんだけど、映画として盛り上げるために、数分~数日で気温が劇的に下がってあっという間に凍って凍死するので「いいなあ」と思った。
現実みたいに、呑気に不自由なく暮らす人間(私のこと)と苦しんで死ぬ人間が同時に存在し続けないし、(凍死は眠るように死ぬという都市伝説を信じているので)暑さでじわじわ苦しみ続けて死ぬより苦しくなさそうだと思ったから。
作中で大統領が主人公サイドの正義の科学者の気温予想を信じなくて視聴者がやきもきする場面があるんだけど、現実はこれ以上にカスだって最近やっと分かってきたから、「(現実よりずっと)いいなあ」と思った。
将来の不安(主に環境面)を煽るような話題
『DUNE』はクソ高温でカサカサの砂漠になった星のSFなんだけど、科学技術が発展していて、すごいスーツを着ると自分の出した汗をろ過して飲料水にできて~みたいな装置が開発されてるし(全員がそれを享受できているかは知らんが)、スーツ無しで外に出ていたら命に関わると言われているが、室内では割と普通に暮らせてるっぽいし(主人公の王族サイドしか見てないから庶民のことは知らんが)、作中では「星の環境はおしまい」みたいに扱われてるけど、多分星の人間の大多数は「この星の環境はヤバい」と認識してる(というか皆が実感できるくらいヤバい事になってるだけだが)ので、「いいな~」と思った。謎のエネルギー源みたいなのもあるし、主人公達は超能力みたいなの使えるし。
笠や打ち水や植物で暑さをしのぎましょう!って言う奴が首長になれる国やぞここは。
お話自体はかなり昔に書かれたのもあって「白人が植民地をアレしにきてるのを白人目線で肯定的に描いてるだけじゃん」って感想になった。原作未読で映画の1作目しか見てないからこのあと何か変わるのかもしれませんが。ラストで主人公が立ち上がったから何か変わるんでしょうけど。流し見してたのもあって多分これも正しく読めてないです。