https://www.chosyu-journal.jp/heiwa/29293"反省を込めていえば、ナチス研究は、1980年頃から経済の視点が抜け始める。マルクス主義経済学の研究者が減ったことも背景にあるが、経済史のなかにナチズムを位置づけられないことは大きな問題だ。"
やっぱりマルクス主義経済学を学ばなければいけない気がしてくるな…。
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"私たちは歴史学で「奴隷は解放された」「奴隷制はなくなった」と教えられた。だが、コロナ禍であきらかになったのは、低賃金労働者や5000万人といわれる現代奴隷――賃金を与えられず、身体拘束を受け、性奴隷あるいは農業奴隷にされる人々――が東欧から供給されていた現実だ。これは私見ではなく、国連組織ILO(国際労働機関)と関連NGOが報告していることだ。奴隷制は終わってなどいないのである。この現代奴隷市場は、難民キャンプができればできるほど活況を呈する。たくさんの性奴隷の女性たちが勧誘され、西欧に輸入され、西欧や東南アジアなどから日本にも連れてこられている。このように長く続く触れたくないことを見て見ぬふりをしながら、ドイツの文明的な記憶文化を大事にするということに、私はものすごい落差を感じる。"
Sexwork is Workはこういう実情を覆い隠す可能性のあるフレーズだから、やっぱりダメだと思うんだよね。
私はドイツ史研究じゃないけど、まぁ、ドイツ史とまったく無関係じゃないあたりを一応研究対象としてたこともあって、ナチスの虐殺の「ユダヤ人以外の犠牲者」については多分まあまあ意識的な方ではあるんだけど、同じ属性であってもその中の「女性」が被った被害にフォーカスする研究も必要なんじゃないかなと思う。まぁ、お前がやれよって話なんだけど、正直、研究が全然好きじゃないのでやれなかったのよね。すまん。
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記事から長めの引用
"私たちは歴史学で「奴隷は解放された」「奴隷制はなくなった」と教えられた。だが、コロナ禍であきらかになったのは、低賃金労働者や5000万人といわれる現代奴隷――賃金を与えられず、身体拘束を受け、性奴隷あるいは農業奴隷にされる人々――が東欧から供給されていた現実だ。これは私見ではなく、国連組織ILO(国際労働機関)と関連NGOが報告していることだ。奴隷制は終わってなどいないのである。
この現代奴隷市場は、難民キャンプができればできるほど活況を呈する。たくさんの性奴隷の女性たちが勧誘され、西欧に輸入され、西欧や東南アジアなどから日本にも連れてこられている。このように長く続く触れたくないことを見て見ぬふりをしながら、ドイツの文明的な記憶文化を大事にするということに、私はものすごい落差を感じる。"
Sexwork is Workはこういう実情を覆い隠す可能性のあるフレーズだから、やっぱりダメだと思うんだよね。