KADOKAWAが本当に事前にあの辺のウヨ芸人たちにSNSでのフォローを頼んでいたのだとするなら、あの本の情報を求めている層を完全に見誤ったと思う。
諸外国で何が起きているのかを本当に知りたがってるのはリベラルに逆張りしてるウヨ芸人じゃなくて、思春期の子どもを持つ親や自分も「女性ジェンダー」への違和感に悩んだ経験がある女性たちだ。
前にシェアしたガーディアンの記事で当事者が10代の頃を振り返って「ただ"トランスである"という子もいるけど、自分のようにアンハッピーだからトランスだと思っている子もいる」と語っているのだけど、イギリスでジェンダー教育が盛んになってから、ジェンダークリニックを訪れる10代女子がものすごく増加している(男子はあまり変わらない)というのは単なるデータに基づく事実で、それを「これまではカムアできなかっただけ」と片づけるのは早急だし、ましてやホルモン投与や手術が可能になっている現代においては、より慎重な姿勢が必要だという議論をすることのどこが「差別」なのか?

ウヨ芸人がこぞって擁護していることで、ウヨ本ヘイト本だとレッテル貼りされやすくなってるし、本の内容自体が「差別」と断言まではできなさそうだと薄々感づき始めた人が、批判の焦点を「ウヨ芸人が応援している」ことにズラし始めたのを観測したところなんで、KADOKAWAの初動がポンコツ過ぎだったと思う。

まぁ、そもそも思想信条で本を出すタイプの会社じゃないから、「話題性あるし、炎上上等でウヨ芸人にも盛り上げてもらって売ろうと思ったら、予想以上に抗議が多いし、面倒なことになりそうだからやーめた」なんだろうと思ってる。真面目に議論が必要だと思っているなら出すでしょ。

フォロー

私自身が「自分は本当は男の子なんでは?」と思って10代を過ごした女子だったし、今の時代に子どもとして生きていたらかなりの確率で「自分はトランス男性だ」と言ってたと思うんだよ。ミュージカルサークルでも(背が低いのに)男役やってて、自分には「女役(ヅカ的には「娘役」と言います)は無理〜」って本気で思ってたし、一人称「僕」だったし。
自分の身体と折り合いがつけられるようになったのって20代半ば過ぎてからだし、もう少し言うなら自分の身体を「悪くないんじゃない?(それなりに好き)」って思えるようになったのは30代になってからだ。
そういう女子がいることを、自分の例として知っているから、他人事じゃないし、慎重に診断してほしいと思うんだよね。

俺も高校の頃、ドラゴンボールに熱狂する男子生徒を馬鹿にしながら少女漫画(吉田秋生)読んでた人間だから、今高校生だったらノンバイナリー自認くらいはやらかしてたかも🤣

@buonagiornata もしや『吉祥天女』とかですか?『バナナフィッシュ』なら「男が読んでも面白い」になりそうだし笑

吉祥天女、櫻の園、川の流れよりも長く緩やかに、そして当然バナナフィッシュ!!なつかし~~~なぜかカリフォルニア物語は読まなかったです!

@buonagiornata おおー!けっこう読んでますね!高校生だと女子でも吉田秋生を読んでる子は少数派だったので、男子はもうUMAレベルですよね笑

ロックと春樹と吉田秋生!今となってはいい思い出です😆

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