有性生殖する生物には、例外的なものを除けば、雌雄の明確な性差があるので、特に身体にまつわることに関しては男女二元論で考えざるを得ないことの方が多いんじゃないかね?
精神面とか能力面とか文化的なことに関しては男女二元論は有害な場面が多いけれども、それでも、身体差によって生活上の体感に違いもあるから、男女二元論で考えないと解決ができない問題もあるとは思うよ。全部「個体差」ということにしてしまったら、女性差別の解決が難しくなる問題ってまだまだある。

あと、もう何度目かなんだけど、「女体持ち」っていう言い方とかが今現在は「差別」ってことになるみたいなんだけど、これ、もともとはクィア界隈から出てきた言葉で、「性別違和感があるけれど女性身体で生まれた人」が自分を指す時に使っていた言葉だよ。
自分を「女性」とは言いたくない、言うことに違和感があるけれど、「女体持ち」であるという物理的な事実の描写は必要だから。

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だから、私は一時期は、むしろ、そういった違和感のあるひとも含むということを示す意味も込めて、本人の「性自認」とは無関係に「女体持ち」であれば経験することなどに言及する時には、積極的に使っていたんだけど、なんか「身体的性差に言及するのがすでに差別」みたいなアホな言説が蔓延し始めたので、もう、みんな文脈で理解してくださいって感じで「女性」とだけ言うようになった。

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