実際にそこにあるもの・あったものを無い・無かったと言われるとエーッとなるし、実際・実態・実務上の話をしているときに理想の話をされてもエーッとなるだろ と思う

あ、これは下記リンク先のDM書簡のレズビアン空間における男性排除とトランスジェンダー女性への対応についての部分とその返答を読んで感じたことです
どういう経緯で発言に至ったのかの開示と、それを踏まえて実際に現場をどう調整していくべきか対話は怠れないよね、という主張について批判側の返答が「それらの情報は全て知っている」「シス男性の問題を理解してやる義理も責任もない」であり、やりとりを知っている人が「排除されている側の人に対してこんなDM送るなんて」と庇ったり百田尚樹の例について実際に安全を確保するのに苦心している当事者の実務上の判断まで否定しかねない「べき論」を展開していることについて私はエーッと思ったってハナシ

【声明】「かんぴんたん」氏による付きまといと誹謗中傷、そして高島鈴氏と青本柚紀氏による「差別糾弾」について|李琴峰 note.com/li_kotomi/n/n8826c24b

李琴峰さんのnoteの内容について言いたいことと、あの方に期待すること。 - りんごのうえん ringonouen.hatenablog.com/entr

変なとこで投稿しちゃった 「ペドフィリア差別」のときも言ったけど現場の実務上の判断を「べき論」だけで変えようとしても無理だと思うし対話と擦り合わせの姿勢がないならなお無理だと思う

それはそれとして(私は氏の作品は読んでないけど)個人的なやりとりを参照した描写を含む小説が一方的に出版販売されてしまうことについての作家の権力の強さとか著作物の引用の扱いについてだとかの問題は論ぜられて然るべきと思う

私が特に「エーッと」思ってしまったのがんぴんたん氏の抗議活動の基本姿勢が「是正」一辺倒で異なり重なる「隣人」同士・コミュニティの構成員同士としての話ができずに「排除する側/される側」「誤り/正しさ」という敵対関係から1ミリも動こうとしないところ
氏がレズビアンイベント「TIPSY」のMTF参加についての問い合わせへの回答を(主催側がイベントの性質上・安全のために公開しないでほしい旨申し入れているのにも関わらず)「口止め」に屈しない「抗議」として全文晒してるのを見たときああこの人そういうスタイルなんだな&それってちょっと怖すぎる!と思ったんだよね
怒りを顕に不平等に抵抗する抗議スタイル自体はスタンダードなものだとは思うけど、クラブイベントや会員制バーのような恋愛に繋がる出会いや私的領域の拡張を提供する類いの場においての客の選別で発生する「排除」をバス等の公共交通機関や宿泊施設や公衆トイレでの排除への抵抗と同じ手法同じトーンで非難しても同じ結果が得られるとは私は思えない

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「抗議」のつもりで「攻撃」「嫌がらせ」と紙一重になってるときあると思う(対国家権力への抗議とかで嫌がらせが効果的に働く場合もあるとも思うけど)

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