あの署名が責められる点があるとするならば、1点だけ。それは呼びかけ人が「裁判官訴追は個々の判決を対象としてない」ということを知らずにやってしまったこと。署名の提出先を間違えたということ。そこだけだよ。
というか、俺は素人だからあまり言いたくなかったけど、法務省の「性犯罪関係の法改正等Q&A、不同意わいせつ罪・不同意性交等罪全体について」を読めばわかるように、今度の法改正の建前としては2023年改正は、判断のばらつきをなくすため、構成要件を明確にしたに過ぎない。つまり「強制性交から不同意性交への改正では処罰範囲は変わってない。しかし今まで曖昧なところがあり、司法判断にブレや揺れが生じていたから、そこをきちっと厳格に明確化した」ということなんであって、法改正前の事件だろうが、きちっとやれという話で、今回の裁判官は法務省が指摘している構成要件厳格化から踏み外したばらついた判断下してんだよ。
鍵垢にされている女性の法曹関係者が最初からこのことを指摘されていて、あの裁判官の経験則が全く理解できない、2017年改正、2023年改正も全く学んでない。不勉強の極みだと怒り心頭だったから、まあそうだろうなと思っていたら、Twitterの他の法曹があのざまですよ。しっかりしてくれよ、ホントに。