知的階級層にたまに見かけるが、他人の怒りに鈍感なのに、自分の怒りに対しては他者に必要以上の承認を求めたがる人らがいる。そこには時に、「自分の怒りは正しい、やむにやまれぬ怒りであり、お前ら愚民、衆愚とは認識が違うのだ」という選民的な志向まで見えたりすることもある。すべてにおいて、何にでも優劣をつけたがる、しかも自分基準の優劣を。正義を求めすぎるのは良くないと他者に説諭しながら、自分の意見は絶対だとして、同じ結論にならない人とは議論に応じない。まあくだらないとしか言いようがないけども、そうやって上から見ている社会は、楽しそうで何よりだよ。
草の根的に沸き上がる知的階級層が主導したものではない、ネット発の抗議や社会運動を批判する人に限って、われわれ労働者が現場で声上げる時でも冷ややかなのは、昔から身にしみてよく分かっているので、こっちもその手には乗らないさ。結局イカって声上げてるやつが嫌なんだろう。でも、怒りは我慢してもなんにもならない。まずは声を出すこと。それを頭ごなしに否定するやつはまず疑ってかかる。数十年いろんな活動に触ってきて得たマイセオリー。大なり小なり怒りからしかこの社会は変わらんのだから。
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