いや別にこのドラマが好きだというひとを否定する気はないよ。ドラマの好き嫌いなんて、そんなの人それぞれなんだから、それは構わない。でも今作は今までの朝ドラと比べて別にそこまで傑出した出来、というわけでもないでしょ?それこそ再放送始まったカーネーションやらこの間のスカーレットやらんまんとか、丁寧に人生描いてきた作品、いくらだってあるじゃない?朝ドラの何を見てきたんだろうと思うよ。
今作の脚本は、たしかに前半はよかったよ。でも後半は乱丁本みたいなことになってるし、夏以降は物語としては破綻しているしね。「名言」のパッチワークを作劇とは言わないんたよ。挙げ句に三淵さんの法曹人生には全く接点ない栃木尊属殺持ち出して、その結果、「英霊をたたえる会」作り、日本会議設立にも尽力した石田和人を良い法曹人みたいに描いてさ。
実際の三淵さんは退官後、病気の身をおして男女雇用機会均等法制定の為に東奔西走尽力されたわけだが、そのことにはほとんど触れられることもなく、家庭裁判所の運用についてもいろいろな改革をされたわけだけど、そのことにも殆どなかったことにされてドラマは終わった。三淵さん、再婚でほ勝手に事実婚にもされてたけど、法曹の立場にいる人がさ、そんなに褒めていい作品でもないんでないの?とおれは思うけどな
@gaitifuji 台本も最後は製本されないものが配布されてたとばらされましたよね。そんなざまなら納期守れませんって降板しろで終わりです。
@Petrol0110 まあ時間的に降板させることも、することもできない局面だったんでしょうね。まあ第二部の中身がそれを指し示していましたね、特に夏以降顕著でしたが。突散らかした脚本を、現場で監督たちがその場で削りながら、ツギハギしなから、どうにかこうにか誤魔化し続けた結果が画面に刻まれていたなあと、素人の私にもよくわかりました。
@gaitifuji 控えピッチャーを用意するか最初から脚本家チームとするのが保険になりますね。
@Petrol0110 第二部のどこかの段階で限界点が来てたと思うんですよね。そこでリリーフ投入を考えておくべきだった。でも立ち上がりがあまりにも素晴らしかったから、統括も抜かったんだと思いますね。全く準備してなかったんでしょうね。まあ普通は有り得ないことですから仕方ないとは言え。
まあ結局は先発投手の選択間違えたとしか言いようがないですよね。その選択ミスの原因として彼女が向田邦子賞受賞していたことが影響していたとするなら、選考委員の人たちも罪深いですよ😅
@gaitifuji そもそもアロマンティックを性的マイノリティに位置付ける時点でアウトですよ。あれは淡白な人っていう昔からいるタイプなんですよ。
しかも加齢によるアセクシャルというものを忘れてます。向田邦子賞の選考委員の人たちがウォーク左派の危険性を察知できてなかったということでしょう。
向田邦子の作風とアロマンティックが合うわけないだろうに。
@gaitifuji 生理おじさんでサッコ先生と一緒に作品作りをしたいわく付きの人物ですよ。タイバニで評価を受けてもサブで入ってたようですし、NHKの最終回を迎えるにあたっての調子こき方を見ると国営放送のくせにウォーク左派に食い散らかされてるのかと思いますね。
@Petrol0110 このドラマ&脚本家の左派・プログレッシブ側からの受け入れられ方がいろいろと象徴的だなあと思って、遠くから眺めています。日本の左派・プログレッシブの現在地図がよくわかるなと。良いリトマス試験紙にもなってる。
@gaitifuji 労働問題に何の役にも立たないのに労働問題を取り扱ってるように見せかけているプログレッシブ左派ですね。邪魔な連中ですよ。
@gaitifuji 余白ってのは渡辺あやさんの表現ですよね。
https://qjweb.jp/feature/54169/
@Petrol0110 まんま受け売りですよ。トラツバの最終週なんて、完全にカーネーションをトレースしてますもん。まあ、御本人は渡辺さんや野木亜紀子さんのこと好きなんでしょうけど、その域に到達するまでの道のりは長く険しそうですけどね
@gaitifuji 渡辺あやさんのことを好きだと明言してますよね。
その割には敬意がないですよね。まだ虎に翼の最終週はとってあります。私の精神のためにです。
カムカムはオードリーをサンプリングしてることは脚本家本人が認めてるのかな?たしか。オードリー再放送を見て納得しましたし、敬意を持ってサンプリングしてると思いましたね。
で、虎に翼のあとにカーネーションを再放送するのはNHKとしては意図がある気がします。とはいえ、カーネーションは再放送の頻度が高いんですよね。意図的な再放送については私の歪んだものの見方ではありますが。
トラツバを「このドラマは意味ある余白があり、それを読み取る力が必要」とか言い出してるわけだが、今作における描ききれなかった部分は余白でなくてただの空白なんだよ。余計なものを足して、大事なことを引いているから隙間だらけになってる、特に後半、主人公が大人になってからね。
第一部のモラトリアム時代の描写は作者得意技なのは深夜アニメでやっていたこと見ればよくわかるけど、結局大人になってからもでてくる人もみんなモラトリアムの中に生きていて、それが最後まで続いていく。それは余白じゃない。描けなかったんだよ、作者がね。制作統括が脚本家の選定をミスったということだよ。だって作者のインタビュー読めばそれは瞭然でしょ。作者はあれもカットされた、これもカットされたとこぼしているけど、最初から2クールとわかっている評伝劇作っていて、尺が合いません、足りませんはないでしょうよ。エピソードの選択、そして抽出ができていないからそうなるわけで、お終いが決まっているロングスパンドラマを逆算して作れなくてどうする、ってことですよ。
繰り返すけどこの作品が好きなら好きで全然オッケーなのよ。でもね、このドラマ持ち上げるために他の朝ドラ落とすなよ、他のドラマを落とすなよ、ということです。純粋に出来だけを見たらかなりの欠陥作なんだからさ