https://president.jp/articles/-/80229?page=2
レンタルビデオ&CDとの付き合いは、高校三年生の冬休みのバイトから始まって、堅気でない仕事もしたり、でもやっぱり店長になり、で、30の頃にオーナーになった。バイト始めた当初、レンタル料金は一本1500円でしたからね。時代だよねえ
それからは店を買いたいという人が出てきたからその時売って、自然災害という不測の事態が起きて準備してた計画がご破産になって、その後は自由気ままに求めたれるがまま働いているわけだが、ビデオ屋時代にいろいろなものを学んだ気がする。
それはお客さんとの接し方よね。付かず離れず。このさじ加減。音楽でも映画でもお客さんと作品の話をする時は絶対に自分が嫌いな作品の話をしないこと。するにしても、かなり顔馴染みなった後に、かなりのエクスキューズをつけながらすること。これは客商売の基本ですな。自分が嫌いな作品をこよなく愛している人もいるんだからね。まあ商売じゃなければいいんでしょうけど。自分が好きなものを必要以上に貶められたりすると、やっぱり気分がいいもんじゃないから。そういう話は気の置けぬ仲間とするもんです。それか日記にでも書けばいい。Twitter上のどうでもいい、いざこざ見ながら、バイトくんに一番最初にこれを教えていたのを思い出した。