ジョナサン・ハイトによる最近出た彼の新著に寄せられた批判に対する回答。新著の内容知らなくても、これだけでも読み応え十分/Yes, Social Media Really Is a Cause of the Epidemic of Teenage Mental Illness https://www.afterbabel.com/p/phone-based-childhood-cause-epidemic
3年前にシュライアーの本を読んだときに初めて知ったリットマンによるROGD仮説。読んだ当時は、確かに仮説として面白いな、あり得るな、と思ったけど、データが足りてないな、シュライアーの取り上げ方がよくないなと思い、まあそういう見方もなくはないな程度でとどめていたけど、ここにきてジョナサン・ハイトが明確に参戦してきて、さまざまなデータを紹介しつつROGD仮説を実証するという、まさかの展開が繰り広げられている。彼の新著はまさにこの問題に焦点を当ててる本で、今読んでいる最中だけどハイトだけに書き方にも、データ的にも抜かりなし、実に説得力ある構成になっている。ニューヨークタイムズもディトランス問題を取り上げ、日曜日のボストン・グローブ紙のオピニオンではカーソルとドーキンスが性自認概念そのものを否定する論考を寄せていたが、cass review最終報告とWPATHファイルリークが明らかになり、ここに来て遂にアメリカ国内でもターニングポイントが来始めているように見受ける。
さて、そこで問題は日本だが、そうした海外の潮目の変化をガン無視しながら、未だに四年前に出た本の内容を歪曲して伝えることで誤魔化せると信じるものがソーシャルネットワーク上で暴れている。しかもそれを左派が先導している。情けないこと、この上ない話だ。
QT: https://fedibird.com/@gaitifuji/112247396901646748 [参照]