不妊手術する権利を認めろ。自分のことは自分で決める。

まあ確かに物凄く耳障りのいい言葉に聞こえるけど、これが認められた場合、法律の運用一つ間違えたら、洒落にならない事態になるわけだが、そこの認識はあるのかね。優生保護法下でおきた惨劇とコインの裏表だよ。そしてこの件と、sex work is workが結びついたら地獄の光景が待ち受けるわけだが(しかも主張している法曹の顔ぶれは同じだ)

今の社会状況を見たら、自己決定権の最大尊重は、自己責任論の強制押し付けでしかならないことは自明ではないんかね。グルーミングや洗脳の結果がこの社会に何をもたらせているのか、統一協会やら性風俗の現場の話を持ち出すまでもないだろうに。提供されている選択肢が狂い続けている中で、自己決定権やら自己選択権を強調するのは、ネオリベラリズムの常套手段だと、ナオミ・クラインの本を紹介するまでもない常識ではないのかね。とにかくそんなことの前に、拒否権を与えろ、認めろ、なんだよ。まずはそこからだよ、話は。拒否権なき自己選択権の提供、自己選択権の尊重なぞ、保証人のハンコを自分の意志に関係なく勝手に押されるみたいなもんだ。

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