今回の出版取りやめの件で、この国で線を引き直すラストチャンスが無くなりそうなんだよな。スウェーデンやイギリス連邦はここで戻れた。今、カナダが試されてる。アメリカは出来そうにもないので、ついに大規模訴訟案件となる。で、その線とは

「若年層への、最低でも未成年への、性別肯定治療はリスクが大きすぎるし科学的根拠も極めて脆弱なので行わない。」

ここに線を引くしかないんだよ。落とし所はここしかない。タビストックスキャンダルか明らかになった以上、ここに線を引かないと、大変なことになるのを今のイギリスが証明している。

個人的には成人が自分の判断で何をしようとそこをどうこう言う気はないし、(ただし、グルーミングの問題が残るが)身体違和に苦しむ人を救うため、また救うために医療行為を行なった人を罪人にしないための特例法の存在を否定もしない。現行の特例法下の事象で問われているのは判断を下す医療側の能力の問題であり、そこのチェック機能が全く働いていない現状だ。繰り返すが特例法は戸籍変更が目的の法律ではない。最近は最高裁までわからなくなっているようだけども。

この件の核は「誤診断から始まる不可逆的治療行為伴う医療過誤、薬害、そして児童虐待」でありその背後に製薬会社や弁護士事務所などのネオリベ総本山的多国籍企業群によるブルーオーシャンビジネスがある。さらに言えばセックスワークの代理人らがこの件で推進側になぜ回っているのかと言えば未成年者の自己決定権尊重問題が絡むからだ 。拒否権よりも自己決定権。身体の商品化、まさにネオリベ、性搾取者らが最も欲しがっているのがそれだからである。問題の本質を見失わないことに尽きるがしかし残念ながら日本の左派は今回の一件を経て完全にpoint of no returnを通り過ぎたように思う。なにせ読んでもない本をキャンセル始めたのだから。私もそろそろTwitterからさる時がきたかなと感じている

流石にね、物書きや編集者、ジャーナリストや学者らが、読んでもない本をキャンセルして喜び出すとは思わなかったよ。しかも海外メジャーメディアでyear of the books何個も獲ってる本をだよ。確かに著者はウルトラ保守で有名な人だけどさ。それにしても、これはないだろうよ。ちょっとタイムライン見てることすら辛くなってきたね。この集団催眠みたいな状況はなんなのかねえ。本格的にブルースカイ稼働した方がいいのかしら?

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この騒ぎで日本のアカウントを何人かミュートしましたよ。まあフォロー外しても良いんだけどさ。なんかそれ癪な気がしてやめました。でもお陰でタイムラインスッキリしたよ😅

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