僕が妻の名字を名乗ると決めたとき、父から「墓はどうするのか」と聞かれたから「知るか」と答えたのを思い出した。
「相手は一人娘だ。彼女家から墓はどうする?と聞かれたらとーちゃんどう答える?」といったら黙ってしまった。「墓なんてただの石だ。生きている俺らが大切だ。墓参りには行くよ。じーちゃんとの思い出も大切にする。それは名字が変わっても変わらない。大体、どっちか片方の名字を変えなきゃいけないなんて制度がおかしいんだよ。だったら、僕が変える。相手に強制したくないから」と畳み掛けた。
それから14年たった。
未だに夫婦別姓についてあーだこーだ言っているがいい加減にしろよと言いたい。

#虎に翼

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@MasatakaSuzuki わたしの亡き父は60年以上前に婚姻届を出してから半年後に姓を母の姓に変えました。ずっと国鉄本社に勤めていましたから、当時勇気ある決断だったと思います。母が三人姉妹の三女で上のふたりがすでに家を出ていたからです。

父は3人兄弟(4人だったけれど1人は19歳で戦時中に潜水艦にて死亡)、NHK記者だった上の兄は戦争未亡人だった人が「亡き夫の家は守らなければ」とのことで自分も彼女の籍に移りました。結局3男だった叔父が姓を継ぎました。

父も伯父も頑固な昔風の男性でしたが、どちらも「姓なんぞ墓を守るためだけだ」と考えていたようで、夫婦別姓にも「いいんじゃないの?」と言っただろうと思います。 [参照]

がびさんのお父様、素敵な方ですね。当時の背景から言って、とても勇敢な行動だったと思います。
変えてみてわかったのですが、免許や銀行口座など、諸々の手続きが面倒くさくて、それもどちらか片方にその労力を担ってもらうというのも疑問です。もちろん、相手の姓を名乗りたいという人もいるでしょうからそれは否定しません。軍拡や実質増税はあっさりと決めるのに、可否もなく、ただ選択制とする夫婦別姓に、議論の余地はないでしょう。滅茶苦茶です。

@MasatakaSuzuki 選択制の話をしているのに、それが「国民全員夫婦別姓なんて!」という雰囲気になっているのが理解できません。それこそ選択の自由ではありませんか。現代の世界でそれさえ制限されているのはそれこそめちゃくちゃです。

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