フォロー

邦画はあまり観ないほうだが、友だちが絶賛していたので映画館で観てきた「PERFECT DAYS」。役所広司の素晴らしい演技に感激、「なんか飲んで帰らない?」という友だちの誘いを断って帰ってきた。

毎日の繰り返しの中でも起きる様々な小さな事。そして映画の圧巻は最後の役所広司の「顔」だった。ニーナ・シモンの「Feeling good」が流れる中、トイレ掃除人の彼の顔に現れる喜び、楽しみ、悲しみ、苦悩。気がついたら泣いてしまった。
そうなのだ、人生は毎日の繰り返しだが、そこにも小さな波は彼の大好きな「木漏れ日」のように降りかかる。

youtube.com/watch?v=QzZBbX5A1F

「PERFECT DAYS」続き。
映画の中では3冊の文庫本が出てくる。パトリシア・ハイスミスの「11の物語」そして幸田文の「木」。どちらも長い人生の間に読んだ本だが、映画の始まりのころに一瞬だけ見えた「彼が今読んでいる文庫本」だけわからない。何だったんだろう。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。