「絶対に謝らないひと」というのが若い世代に増えているのだろうか。

日本語アシスタントさんたちには1年間日本から来る大学生たちがいる。もちろん日本語教師ではないのだから、上級生の会話練習で日本語の文法間違いも教え方間違いもある。当然だ。

それを指摘しても無視というのが問題だ。または教師から指摘されたら「ご指摘ありがとうございます」だけで、「すみません」が来ない。
自分が間違えたときは謝る、ということはわたしもよくあるが、それはわたしが古いからなのだろうか。

1人だけではなく何度もそうした話を現役日本語教師たちから聞いているので、謝るということを知らない世代なのかなとふと思う。

…でも、そう言えば「あなたが気分を害したらごめんなさい」という謝り方をするのはオーストラリア人にも多いな。自分の非を認めないが、相手が勝手に気分を悪くしたことに対して謝ってやる、というのは失礼だ。