虎に翼 感想
最終話のラスト、『さよーならまたいつか!』の1番を劇中で流した後、この作品最初で最後の2番をセリフなしハイライトで流してくれた。「人が宣う地獄の先にこそ わたしは春を見る」という歌詞はどんな言葉よりも雄弁にこの作品を表現している。
詰め込みすぎなくらい詰め込んで濃密、あっという間に感じる半年間だったものの、ところどころ雑な箇所はあり、個別具体的には批判や分断を招いたのは事実かもしれない。
でも、この作品はフェミニズムを正面から描き、それは決して女性のためだけではなく、99%のための、「わたし」と「わたしたち」のための、朝ドラだった。
いつかではなく、100年先ではなく、いま変えましょう。
ところで玉ちゃん目線で描いたスピンオフドラマつくってくれません?