怖くて哀しい『春にして君を離れ』を読み終えたので次はやはり明るくチャーミングな山内マリコの出番です。
ギラギラ殺伐の安堂ホセ、怖くてアレなクリスティ、からの朗らかユーモアの山内マリコ。案の定、ランチのカフェでひとりウシウシにやけています。
トラちゃんの学友君が皆いい子だ。この後、いったい何人が戦争に引っ張られるのだろう、そして何人が生きて帰って来られるのだろう。
轟くんや花岡くんだけじゃない、クワイくん(違)も雄三さんも皆幸せになってほしいよ。
あー、トラちゃんのパパはこのところ様子が違ったから気になっていたのよ。贈賄かー。むむー。
どうもトラちゃん見ていて知らず涙が流れている事が多いのよ。今日も見終わったら泣いていた。涙もろくなった?加齢?アチャー
コルドバではSの発音が抜けがちなのかしら。アディオー、グラシァー、ムーチャーて聴こえる。
先日、NHKで中江有里が薦めていたこともあり、また予てより一部界隈で話題になっていた『春にして君を離れ』を読み始めます。ドキドキ
春にして君を離れ | クリスティー | https://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/320081.html
『迷彩色の男』のイブキはこの作品から登場するのか。
乾いたいかがわしさと図太さ、反面、繊細さも感じられて面白い。
『迷彩色〜』もそうだったけれど、半径数kmみたいな狭い世界で起きている、決して目にする事はないのに、現実なのではないかと感じられる。
ふてぶてしさと痛々しさが共存し、それが魅力的な作品だった。
仕事をしたり、映画をみたり、料理をしたり、観劇したり、本を読んだり、散歩をしたり。悲観的な呑気ものでモノモチヨシコ