詩と散文。ここでは短詩をメインに書いていく予定です。
不器用で燃えることなど出来なくて気づいて欲しいぼくの行間
#短歌
この町に迷い込んだ月を連れて夜を拒めない線路沿いを歩く
西の空が今日を畳んでしまえばもう飾らなくていい金星の詩
何もかも埋もれてしまえ飾られた記憶の中で生きたくはない
半分の月を浮かべた夕空に何を加えてみても足りない
自由が少し後ろめたくてだれかの足跡をなぞる週末
オリオンが玄関前で待っていた素直になれと言わんばかりに
もう来ないひとを待ち続けるいつか真っ白になる記憶
語るべきものがなくなった夜に枯葉がぼくを追い越してゆく
ものがたりひとつ終わらせて今夜星の種蒔くひとになる
試されるだけの朝しか来ないなら崩れてしまえイルミネーション
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プロペラが回る頃にはあの夜も固有名詞でなくなるだろう
ぼくたちは冬の夢にはなれなくて舞い散る雪にすらなれなくて
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