いやー、今日の #ブギウギ は松永さんの羽鳥先生わかってる感が気持ち良かった。
笑う鬼だからねー、からのスズちゃんが羽鳥氏のやりたい音楽に合う歌手だと確信してる会話もワクワクした。
辛島さんのジャズ講義は途中で切られちゃったけど大事な話で、黒人音楽が抑圧への怒りを音楽で昇華させてきたという歴史がスズちゃんの歌に足りなかったものだってことなんだよね。
頭で理解して歌うタイプの歌手じゃないと見抜いた上で「その気持ちで歌ったらいいんじゃない?」というスマートなエスコート。
昨日の感想で書いた「そういう風にできている楽譜」がガワで、中身にあたる感情=怒りが揃ったから、ジャズの形になる。
ジャズを聴かせて理解させるんじゃなく、本質的なところから、自分の中からジャズを引き出してきた。恐れ入りました。
やけっぱちの大阪音頭もそうだったけど、スズちゃんの歌のいいところはこういう発散のさせ方で光ってくるんだなぁ。
これを松永さんはどうやって見抜いて連れてきたのか、素養の高さがとんでもない。