【教会での「兄弟姉妹」という呼称について】

今もあるか知らないけれど、一部のプロテスタント教会では信徒を「◯◯兄弟」「◇◇姉妹」と呼んでいて、今は気持ち悪いなと思うけれど、若い頃は所属欲求が満たされたり、居場所を見つけた感があったりで、むしろ嬉しかった。その呼称自体の問題というより、そういう満たされ方が、カルトにハマる一因かなと思う。

ただカルトの洗脳手法に「皆で同じ服を着る」とか「皆で同じ(一般的でない)言葉を使う」とかがあり、この「兄弟姉妹」という呼称も、(その由来が何であれ)カルトの洗脳に利用され得ると思う。どんな「良いもの」も、使い方次第で最悪のものに変わる。

あと「兄弟姉妹」と呼ぶことでセクシャリティを限定してしまうので、礼拝出席名簿を男女別で分けるのと同じく、もう廃れた方がいいと思う。世の中はもうHe/She/Theyで表記するようになっている。

そもそも男女別で集計したところで、そのデータを分析に使うわけではないと思う(少なくとも自分はそういう分析は見たことがない)。
仮に分析に使うなら、「男女別」だけでなく、「年齢別」とか「職業別」とか「居住地域別」とかでもカウントすべき。そうでなく、ただの慣習でしかないなら、廃止して支障ないと思う。

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ただしもう「兄弟姉妹」という呼称自体、あまり使われていないように思う。聖霊派の界隈ではまだ使われているかもしれないけれど、離れて久しいので現在の事情は分からない。

しかし礼拝出席者の男女別集計は、いまだ多くの教会で使われているのではないだろうか。ひどい場合は「当教会はLGBTに理解があります」とか言いつつ、礼拝出席者を男女別でカウントしてたりして、全然理解してないんじゃないの?と思う。

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