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【クリスマスの思い出】
教会で頑張っていた頃の、毎年12月の記憶があまりない。教会のイベントで忙しかったからだと思う。

12月の予定はだいたい毎年同じだった。
第2日曜が「クリスマス伝導集会(ゲストを呼んで盛大に行うもの」、
第3日曜が「クリスマス礼拝(特別賛美やダンスやスキットが盛り沢山)」、
25日の数日前に駅前で「キャロリング(寒空の下で歌とハンドベル)」、
25日に「ファミリークリスマス(教会員だけのパーティ)」、
31日に「年越し礼拝(1年を振り返るビデオとか見る)」、

どのイベントも準備が沢山あって、連日教会に泊まり込んでいた。準備の出来が悪いと牧師に叱責され、「信仰が足りない」とか説教され、謝罪させられ、一から準備し直させられた。今思うと明らかに酷い扱いだったけれど、当時は「信仰の訓練」だと思っていた。そういうのが連日続くので、もはや心が麻痺していたと思う。そのせいか記憶があまりない。毎年同じようなことをしていたので、どの記憶がどの年のものかもよく分からない。
いずれにせよ、クリスマスは一番嫌いなイベントだった。今でも祝いたくない。というのが本音。

とんでもない教会にいたなーと自分でも思うけれど、初めて行った教会だったから、他との比較ができなかったし、「教会を比較する」という発想自体なかった。その意味でファーストコンタクトは大切。その人の教会観、キリスト教観がほぼ決まってしまう。
クリスマスを好きなままでいられる教会生活は、本当に羨ましい。

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