対韓国とか、あと対中国関連のことでもそうだけど、マスコミが問題の何が問題になっているのか、立場や考え方がどう違っているのかを伝えるというよりは、視聴者に阿るかのように戯画化等で「俗情」的に溜飲が下がる形に情報に角度をつけて報じるものだから、いつまでたっても問題へのピントが合わない。で政府もそうして煽られた、あるいは自ら煽った世論を無視できないので徒に強硬な態度を取ったり、合意内容を都合よく解釈・変形して国民に伝えたりする。そしてまたその都合のよい部分が維持できなくなると「反故」「裏切り」ということになってますますこじれていく。見解の相違とかいう以前のディスインフォメーションが強い状況があって、何を言うにも徒労感を禁じ得ない…。