スコッチエッグは一応成功ということで
肉の味付けもう少し考えねば
野球どアホウ未亡人は今季最高の邦画と言っても過言ではないですよ
野球どアホウ未亡人には喝采を送るのに断頭のアルカンジュの革命の雑さは許せないのは何でなんだろう
Happy November
ジュリーという存在が歴史から切り離された架空(史実のルイーズよりむしろガブリエルに近い？)ので…
ビューヒナー『ダントンの死』における性の不確かさ/フルイディティについて考えていて、
「墓みたいに愛してるよ」はフランス語で"Je t'aime comme la tombe"か"〜comme le tombeau"の2通りに訳せるので、男性名詞と女性名詞の違いからダントンとジュリーのジェンダー/セクシュアリティの揺らぎのニュアンスが出せるのではないかと思っていたが、原文ドイツ語のgrabは中性名詞だった
でもジュリーが死ぬ時大地を名詞の性である女性に例えるのはドイツ語も同じみたいだ
ロマン・ロランの『ダントン』はタイトルロールが大地を語るのでマッチョイズムの範疇に留まっているが、ビューヒナーではジュリーに言わせているのは独特だろう
zaraのバニラはシュプリーム購入 インクの香りが良き バイブレーションと迷ったが
ヒプノティックは某ディオール(既に持ってる)に激似だと個人的に思ったので買うの難しい人は良いかも
#香水
野球どアホウ未亡人を観て仏革トンデモ野球物語を進める気持ちが高まった
今考えたトンデモ野球物語@フランス革命の概要
タイトル
École des cadavres: A Tale of Base-ball Idiots in the French Revolution
あらすじ
死んだはずのガブリエル・シャルパンティエは目を覚ました。傍らには木製バットとグローブ、スパイクシューズ。彼女はずっと抱えていた虚無が満たされてゆくのを感じる。ガブリエルにはホームランアーチストとしての才能があった。しかし18世紀末のパリで上手く活かすことができず、生前の彼女はずっと社会からの疎外感に曝され続けていた。
2年前に死んだ後パンテオンから引きずり出された剛腕ピッチャーのミラボーとともに、彼女はあてどない道行きを疾走する。バットを振るたび野球の快楽に溺れてゆくガブリエル。彼女が革命に求め続けた自由がそこにあった。
一方、残された者たちの過度な深入りや熱狂、疲労のため革命は迷走し始める。
野球は血の海に溺れかけた革命を救えるのか。
ロジェ・ヴァディムの『血とバラ』Et mourir de plaisirは画面も音楽も設定も台詞も最高の映画の一つ (ソフト化しろ定期)
ハズビンホテルがアマプラで来年1月配信開始されるのが発表され歓喜に湧いている
史実では、リュシルの日記によれば死ぬ一週間前に病気(風邪？彼女が頻繁に会いに行ってるから当初は軽かったのかも)でそのまま死んだらしい
ルイ・マドランはガブリエルが九月虐殺にショックを受けて死んだと書いているが、ソースは今のところ見つからず
マドランはリュシルの日記の誤記を信じ込んだ上でミスに基づくガブリエル像を作っているからあまり信用できないのだが
LRFでガブリエルが唐突に死んだの(カミーユも「あまりにも突然で何が起こったのか分からない」と言っている)はもしかして自殺をほのめかしている？
九月虐殺にショックを受けて、夫の前では健気に振る舞っていたが内面は絶望に染まっていたのか
道頓堀に飛び込んだ人が尿道炎になった話を聞いて、1780-90年頃にセーヌ川で泳ぐのが趣味だったダントンの心配をしてしまう
もっと言うなら1番心配なのはガブリエル…だって毎日…(自粛)
LRFのガブリエル周りをもし作り直せるなら、
・ダントン以外の登場人物(元で一緒にいたがほとんどやり取りのないリュシル、カミーユ、ロベスピエールなど)との会話を増やす
・彼女の革命観を明言させる
・ルイーズ・ジェリーとの場面をつくる(完全に創作だが、例えば九月虐殺で殺されかけたルイーズを救う→仲を深めるとか？)史実ではある程度の交流はあったようだが、どこまで仲良かったのかは分からん
ダントン夫妻はルイ16世とマリー・アントワネットと対比されてるんだろう
16世処刑の直後にガブリエルの死だし
謎の金髪アフロ(かわいいけど)もアントワネット意識だと思うし
La Révolution française (1989)のガブリエルはとてもかわいくて魅力的だが内面描写が薄すぎるんだよな
part1は革命に積極的に参加する姿が描かれてて良かったんだけど
特にpart2は九月虐殺に怯えた場面だけで、リュシルみたいにその後何を考えたのか一切明かされない
うるせえ時代だなと
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フランス革命の歴史創作(ジャコバン寛容派メイン)を細々とやってます。ロックとNPB(贔屓は公)が好きです。
2023年 7月 に登録
