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昨日はお昼休みと昼勤を終えたあとに、キアロスタミの『ホームワーク』を見た。ずっとイランの小学生の子どもに宿題のことを尋ねていくのだが、これがまったく見飽きない。宿題がどういう意味をもつかとか、親が字が読めるかとか、どういうタイプのことが宿題として課されているかとか、宿題が出来ない子はなぜ出来ないかとか、いろいろ考えさせられるし、『友だちのおうちはどこ?』とか、『オリーブの林をぬけて』にも背景的な知識を与えてくれる。

映画の最初の方に、劇映画にはならなくて調査映像になるのではないかという話を学校関係者としているらしい会話が入っている。1989年の映画で、『友だちのうちはどこ?』の2年後だけど、今からはもう30年以上のものになるので、今どうなっているのか、現代版の放送なんかがもしなされていたら、見てみたい気がする。

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