昔からお金を稼ぐことが苦手だった。お金は善き行いをした先についてくるものだと思っていたから、お金を稼ぐことを目的に行動することがとても苦手だった。お金を稼ぐことよりも、いろんな場所に行き、いろんな人に出会い、本を読み、自分を豊かにしていく方が好き。でもこの資本主義社会において、自分を豊かにすることにはお金がつきまとう。ここにまだ自分の中で折り合いがつけられてない感覚がある。
以前これを、もう亡くなってしまったマエケンさんに相談したことがある。あの時マエケンさんは、あなたは大丈夫、お金に困ることはないから思うように生きなさい、たくさんの人を見てきた私が言うんだから間違いない、と背中を押してくれた。でもまだ私は自信がない。老後に貧困にあえいでしまうのではないか、家がなくてホームレスになるんじゃないか、だからお金を稼がなきゃいけないんじゃないか。
本当はもっと勉強したい、もっと家族とゆっくりしたい、旅に出たい。だけど、家を買わなきゃなとか、年金を貯めなきゃなとか、そういうことに縛られてる。豪邸の建ち並ぶビーチ沿いで、自分の送りたい人生ってどんな人生なんだろうとか考えてる。
@gizmothemogwai ありがとうございます。資本主義社会において、生産することと引き換えに金銭を得ていかなければいけないことと、自分の内面を高めていくこととの間に大きなギャップがあるんですよね…
@eriko
このトゥート、私も似たような思いを抱き、日々逡巡していて、とても共感いたしました。代わって思いを言語化していただいた感じがしました。