スキローの最新刊は、これ、「イニシェリン島の精霊」じゃん…!ていう回があって、同じテーマを描いているのに、この差はなんなんだ…となる。イニシェリン島の中高年男性たち、スキローの女子高生たちを少し見習ってはみたいな。
同時にわたしは僻みっぽいので、ミツミちゃんの実家が経済的に困窮世帯だったら?と考えてみたり。ミツミちゃんが東京に進学できない世界線だったとしたら、空の高みのトンビを見上げている後ろ姿はフミちゃんではなくミツミちゃんで、あのシーンはもっとずっと悲痛なものになったはずかもしれないと思った。
だから、つまらないフツーの当たり前の生活が、経済的水準が、すべての世帯にあることが、どんなに大切なことかと、スキローを読んで改めて思うのだった。
目新しい政策も、成長もいらない。つまらないフツーの安定を守る政治がなにより基本(それを実際にやるのがどんなに大変なことか)。とくに経済が成熟しきったあとのこの時代には。そういう今の時代に合った、政策を掲げ実行する人材もあるのは今の日本には立憲だけだと思ってる。今年は細々立憲ウォッチしてきたけど、つまらない当たり前のものの大切さを分かっている人たちだと最近は確信している。

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生活保護世帯の子どもにも大学進学の機会を 世田谷区が独自の給付型奨学金 学費を年間で最大50万円
2024年2月8日 東京新聞
tokyo-np.co.jp/article/308234

国がやらないから…!😠
そしてそも教育費を無償にすべきだよ〜

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