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ほとんど見られていないだろうけど歴ネタでもつぶやく。

歴史が単なる暗記になるかどうかの分かれ道が「封建制度」を理解できるかどうかだと私は思ってる。

教科書では「土地を媒介にした主従関係」とあるが、よーするに会社に勤めたらお賃金のかわりに土地をもらうと思ったらいい。
ただしここでいう「土地」というのは、我が家は50坪とかそんなレベルではなく、たとえば「おまえ褒美に10石やる」とお殿様から言われたら、10人がご飯食べていけるだけの農地面積がもらえることになる。
(これは表向きの話で実際にはそれに相当する年貢米が藩から支給さるのだが、それは別の話)
その広大な土地に住んでる農民に対してはその支配権もセットであり、土地というよりは「領地」がもらえるってことになる。

この方式のいいところは、現金で支払う必要が無いので、貨幣経済が未発達な地域であっても問題はない。
貨幣経済が未発達と言うと、どこの中世の僻地だよと思いがちだが、貨幣は人口の多い地域で安定した長期政権がないと発行できず、日本も江戸時代より前は中国から貨幣を輸入していたし、江戸時代でさえ貨幣は現在のように日常的に使うものでもなかった。

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