おとなカズミチカズ、
「ミッチー、もっと飲みなよ、弱くないだろ?」って少し低めの声のカズに驚いて「カズ?」って言いかけたところで互いにウイスキーで濡れた唇のまま、カズがミッチーにキスをする。
「カズ…?」「すまない、ミッチー……。今日だけ、今だけでいいから…」もう一度キスしようとするカズを抱きしめて、「酔ってるんだねカズ、そんなに強い酒だった?」って優しく笑いながら背中をさするミッチー。「ごめん」ってくぐもった声でミッチーの首元で「僕もどうしたらいいかわからない。これは、なんなんだろう、ミッチー……」「…酒が抜けたら、考えよう。僕たちは間違えちゃいけない…」しばらくの沈黙のあいだ、せなかをさすりつづけるミチ。「…ミッチー、行かないで、」「ここにいるよ」「僕のそばにいてほしかった、ずっと、お家の事情なのはわかってる、でも、やっぱりあの時、離れたくなかった」「駅で会ってただろ?」「それじゃ、足りない…足りないよ…。ミッチー、僕、キミが「カズ。言っちゃダメだ」「…ミッチー…」「言っちゃ…ダメなんだ」言わないまま、キスをして〜はじまれ〜〜〜!言ってないから大丈夫ってことにしてはじまれー!!!
おとなカズミチカズ
妻子もちミチと、独身経営者のカズ。2人時間が合うタイミングができて久々に会おうっつーことになる。山とか行け。「娘が遠足で行って楽しかったって、気に入ってさ。休みの日に時々ハイキングに連れて行くんだ」そうなんだ、って聞くカズ。微笑ましい子煩悩エピソードなはずなのになんだか悔しい気持ちが湧いてくるけど気付けない。2人でテント貼って、自分らでキャンプ飯する。虫の声と風の音と焚き火の音、互いの声がよりクリアに聞こえて、自分の頬の熱さが焚き火のせいかなんなのかわからない。「実はね、ウイスキーも持ってきたんだ」って小さいアルミのボトルを揺らして笑うミチ。飲まないかい?って誘われて酒を飲むカズとミチ。あたたかいね、心地が良いってしっとり言うミチに、薄暗くなってきた空も相まってよりほおがあからんでみえるり「ミッチー、隣に行ってもいい?」「すまない、風が寒かったかい?」「ううん、キミの隣に行きたい」座ったカズに、火を見ながら笑うミチが「そんな嬉しいことを言われたら惚れちゃうなぁ」「ミッチー?」ん?って目があったミチとカズ。
カズミチカズ
「今日は冷えるね」って今くらいの三寒四温って感じの時期のある日、カズが言ったら「カズはそうやってレディーの手を取るんだね」ってミチに笑われて「キミだってそうだろ?」って2人で笑う。
「でも、目の前に冷えるって言っている親友がいるなら、レディーでなくとも僕はいつでも手を貸すよ」ってミチがカズの手袋つけた手を取るんだけど、明らかにミチの手の方が赤く悴んでてそれに気づいたカズが「そんな、ミッチーの方が手が大事なのに!」僕の手袋使ってって手袋外したカズの手に優しく触れたミチが「心の優しい人は手が冷たい、なんていうけど、やっぱり迷信だね。だってホラ、キミの手はこんなにあったかい」ってミチがカズの手を自分の頬に寄せて「わ〜あったかい」って言う。「なんだか照れるな」って笑うカズ。「キミはいつも僕を助けてくれる、かっこいいな、妬けちゃうよ」「妬けるって?」「将来キミにパートナーができたら、キミはそのパートナーにこうして優しくするんだろうと思ってね」…
ミチ花ミチ
https://www.pixiv.net/artworks/106584767
爆速で上げました。ミッチー…。花輪くん…。 https://best-friends.chat/@dondonpenchi/110089345720043463
これね。 [参照]
みちはなみち
花輪くんが中学受験したif、電車通になりそこそこ距離ある学校だからって乗り継ぎあるんだけど、乗り継ぎの駅の遊歩道にストピ置いてあって「ああ、ミッチーが弾いたら綺麗だろうな」って思いながら通り過ぎてたんだけど、ある日ストピの音色が聞こえていつもなら聞こえても立ち止まらずに通り過ぎるのに、その日はなんとなしに聞いてみたくなって近くへ寄っていったらミッチーだった話読みたい。演奏してる背中に「ミッチー!?」ってでかい声出しちゃった花輪くん。おいおい人違いだったらどうすんだって焦って口元に手をやるけど、演奏やめたピアニストが振り返って「カズ…?」って信じられないって顔してるの。
それ以降家も学校も離れているけど、互いに電車一本遅らせて乗り換えの電車が来るまでって言って30分毎日駅の待合で喋るんだ…。初雪も桜の開花も蝉の声も紅葉の色の移り変わりも全部2人は駅で話しながら共に見るってワケ
ひと繋ぎの秘宝を探しています。
主にベスフレ垢にいます🐘