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澤田直『フェルナンド・ペソア伝 異名者たちの迷路』(集英社)を入手。

『紙魚の手帖Vol.12』は、『Genesis』が合流した「夏のSF特集」――第14回創元SF短編賞の受賞作や、注目作家たちのSF短編、倉田タカシさんのインタビューなど。当方は円城塔さんの短編「ローラのオリジナル」の扉絵を担当しています。8月12日頃発売。

酉島伝法 さんがブースト

ジョン・スラデック『チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク』(竹書房文庫)、書影公開OKが出たのでアップします。
装画はGASさん、カバーデザインは坂野公一さんです。
8月末発売予定。

ジム・トンプスン好きな方にお伝えしたいのですが、8月末に『ゴールデン・ギズモ』という長編が文遊社から刊行されます。解説を担当しました。面白いのでぜひ。

〝金買付人(ゴールド・バイヤー)は実入りのいい仕事だった しゃべる犬のいる家を訪れるまでは――〟
bunyu-sha.jp/books/detail_gizm

『創元SF文庫総解説』第6回では、J・G・バラード『殺す』を担当しました。
webmysteries.jp/archives/32667

ワクチン五回目を打った。時間までじっとしている。

川野芽生さんの新作『奇病庭園』(文藝春秋 8月4日頃発売)をお送りいただき、さっそく堪能。種々雑多に体の変容する奇病が広がる世界をモザイク状に描く幻想長編小説で、濃密な幻想と物語の迂遠な繋がり具合がたまらなかったです。

有角老女の頭を抱えて逃げ続ける写字生、それを追い続けるたち、鰭や鱗が生じて海を目指す砂漠の民、植物を操るサーカス団、翼が生えて文字通り赤子を産み落とす妊婦、食べたものが体内で真珠化する者、蜘蛛となった踊り子たち、牢獄の中で繭に包まれる者たち、謎の連続殺人事件――

『すずしい木陰』(2020)という、木陰で寝ている姿をただひたすら映す映画を今頃知って、夏のいますごく見たい。でもソフトはなく、そもそも映画館で見るべき映画でしょうね。再上映されたら行きたい。
youtube.com/watch?v=VDcMWMUMLA

男性中心の歌壇ですでに活躍していた五島美代子が、最初は「女人」と限定することに反対したくだりなど、現代にも通じる問題があり興味深いです。婦人参政権が認められたのが1945年だということに改めて驚かされる。

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濱田美枝子『女人短歌』(書肆侃侃房)を読んでいるのですが、すごくよい本ですね。第二次大戦中の歌人たちそれぞれの戦争との向き合い方から始まり、戦後の男性中心の歌壇で添え物扱いしかされなかった女性歌人たちが結束して作った『女人短歌』の48年の歴史を追う労作。

皆川博子さんから『天涯図書館』(講談社)をお送りいただき、感激しています…。『辺境図書館』『彗星図書館』に続く、皆川さんが永遠に残したい本のブックガイド。今回も装画は伊豫田晃一さん、装幀は柳川貴代さんですばらしい。7月27日頃刊行。

冒頭が『方形の円』の紹介で、わたしの解説を引用頂いているのでした。ちなみに『方形の円』は文庫版が9月に出るようですよ。

金原瑞人・三辺律子 編『BOOKMARK2』(CCCメディアハウス 装画オザワミカ 装幀川名潤)をお送りいただきました。フリーブックレット『BOOKMARK』の13号〜20号+特集号が纏められ、グラフィックノベル、短編、ノンフィクション、本についての本、英語圏以外の本、分厚い本、戦争を考える、詩の本――と多岐に亘る特集で169冊の本が紹介されています。私はタブッキを取り上げました。8月1日発売。

日刊ゲンダイ7月25日号(24日発行)の『週間読書日記』というコラムコーナーに、読書日記を書きました。『サイボーグになる』『どれほど似ているか』『あなたは月面に倒れている』『九月と七月の姉妹』『アホウドリの迷信』などに触れています。

夕食は納豆パスタ風そうめんでしたが、美味しすぎて驚く。

コウモリオーグはもうちょっとなんとかならなかったのかな…。

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