エドワード・ケアリー著 古屋美登里訳『望楼館追想』(東京創元社)が、創元文芸文庫の翻訳部門第1弾としてとうとう復刊するんです(1月27日頃発売)。めでたい! 文春版に続いて影山徹さんが新たに装画を描かれ、ケアリーさんの挿絵も増え、皆川博子さんの解説も再録されています。これが売れて『アルヴァとイルヴァ』の方も復刊されることを願うばかり。
とりしまです。Dempow Torishima 絵と小説をかきます。最新刊は長編『奏で手のヌフレツン』。著書に『皆勤の徒』(英訳版、仏訳版も)『宿借りの星』『オクトローグ』『るん(笑)』、高山羽根子さんと倉田タカシさんとの共著『旅書簡集ゆきあってしあさって』。SFマガジンで「幻視百景」連載中。