私がもう生活できないくらいに偏頭痛に悩まされていたのは30代の前半だった。ひどいときは週に3回来るときもあった。あれから15年以上経過して、今では一年に一度あるかないか。頭痛を抑えるトリプタン系の薬も手元になく、前兆が出たら大人しく寝るという対処をしていた。ひっさしぶりに脳神経外科に行って、この10年くらいで医学の進歩はありましたかね、と聞いてみると、かつては血管拡張説だったのがいまではそれに神経説を組み合わせてほぼ定説化しているとのこと。三叉神経終端から神経ペプチドが放出されることがきっかけになっていると分かって、注射でそれを恒常的に止めることも出来るんだそうです。いい時代ですね。15年前にあればな。
とりあえず懐かしのイミグランを10錠処方してもらう。この薬は前兆が起きたときに飲むと頭痛が低減される薬です。備えあれば憂いなし。一年に一度ならこれで10年持ちますか。ちなみに偏頭痛は市販のアセトアミノフェン系はまったく効きません。病院で専門薬をもらいましょう。
下記、専門サイト。薬もたくさん選べるようになってる〜。頭痛持ちにはいい時代に一歩進みました。
https://clinic-tennoji.com/medical/headache/headachemedicine02/