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2019年度に導入された就学支援新制度の問題点についての記事。

成績下位4分1という恐怖 学生3万人弱に「警告」 修学支援新制度:朝日新聞デジタル
asahi.com/articles/ASSD5324NSD

大学というのは少なくとも原理的には絶対評価で成績を付けるはず。今ではシラバスに「達成目標」が記載され、FDなどがさかんな大学ではそれと成績が紐付けられており、ある目標を超えたら全員がその成績になるという立て付けになっている。授業や試験の難易度調整をしている段階においては、相対評価が過渡的になされてもいいが、基本的には絶対評価と私は認識しています。

なのだけど、就学支援金新制度では、GPAの下位1/4になると警告が来る仕組みになっている。これは相対評価なのでおかしい、という記事です。

ここにある大学教員のブログがある。ここに書いてあることは私も同じ考えです。
絶対評価?それとも相対評価?大学の成績の付け方,成績評価の基準について解説 | サードゼミ
third-seminar.com/grading-syst

就学支援金制度は大学をよく分かっていない経済人が作った制度であるとしても、大学世界にも絶対評価と相対評価の議論はまだ残っていて、私はそこがよく分かっていない。教育学の専門家に一度聞いてみたいと思っています。

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