ドラクエ3が残念な件であります。仲のいい同い年の心理学者がドラクエ3を久しぶりにやってみたというので、私も気の迷いで久しぶりに始めてみて、神龍の前まで来たんですが、娘の名前を付けた主人公・勇者の最強の防具が「神秘のみずぎ」でかなり萎えている…。ファンタジーもので女性キャラの露出が不自然に多い問題が取り沙汰されているのは新しくもない話だが、スイッチ版ドラクエ3は現代にリメイクされた新しい作品だ。娘が主人公という設定ということもあり、すごく見せられない…という気持ちになっている。これに限らずプレイしてみて昭和的なやばさが随所に目立った。
まあすぎやまこういちからして、歴史修正主義的な発言で晩節を汚した人だし、鳥嶋と堀井雄二がポリコレについての情けない発言をしているところからも、もうドラクエは残念な作品になっていたことは、薄々分かっていた。
80年代のあの時代のノリがいつまでも続くと思っている人と、(雑ぱくに言うと)ネトウヨのノリは非常に相性がいい。自分が小さい頃に楽しんだ名作が、当時のクリエイターやその周辺の人たちの鈍感さでもって今の社会に「なつかしの!」みたいな形で持ってこられるのが残念で仕方がない。(1/2)