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「推し」の体験学習をしたのがコロナ禍でのNiziU入り口でのK-Popでした。自宅に引きこもってYoutubeばっかり見る薬漬けみたいな1年を送りました。かつて四方田犬彦が言っていた「無時間的な快楽」(うろおぼえ)とはこういうものかと思ったものです。が、ファンダム内部のヒエラルキーやお作法、ホスクラと同じビジネスモデルなどを知るにつけ、サーッと自分の中の波が引いていきました。TwiceもBTSもママムーetc..などは今も気になるアーティストではありますが…

気づけば「虐待を受けている若者が居場所を求めて推しビジネスにはまり 夜職を通じて暗黒面に立ち入って推しビジネスから卒業する」というステレオタイプなストーリーのマンガもちょくちょく出てきて、「推し文化」の立体視もある程度社会に定着してきた=爛熟期に入ったのかなと思うところです。学生達の金のかけ方とか、ほんと常軌を逸してるなと思うくらいです。好きなものを豊かに摂取するんじゃなくて、推しに貢献するとして同じものをたくさん買うなど、文化的消費というのではもはやない…売り上げによってナンバーワンホストを作るビジネスとまったく同じ。

「推しをアイドルにしたい」オーディション番組が生む熱狂と極限状態
asahi.com/articles/ASS8V2JDMS8

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