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2000年代にオープンコースたるMOOCが現れて、e-Learningは大規模化に向かいました。オンデマンドは少人数授業よりも大規模であれば大規模であるほど効果を発揮するなどと読んだことがあります。大規模であれば学習コミュニティができたりしますし(そういう機能もサポートしている)、学習到達度を統計的に確認できるので、こちらも難易度を調整したりしやすい。

ある本によれば2020年代は個人の好みや個別の要望に応じたサービスの提供が必要になっていくだろう、と推測されていて、Teaching Assistantが入って細かくサポートしていくことと補い合いながらやっていくのが良い形でしょうね。私の授業は80名程度なので、このスケールだと対面でやるのとあまり変わらないかも知れませんが、繰り返し動画が見られる、受講の場所を選ばないという科目の強みを生かして、工夫を考えたいと思います。

あと10年すれば、このTA的な細かいサポートはAIがかなりできるようになるでしょう。今も企業のみならず、多くの大学でチャットボットを導入して相談業務を軽減していますよね。ならば授業にも当然実装されていくだろうと私は思います。それと専門家たる人間の教員がうまくコラボすることが求められていくのでしょう。

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