ピアニストが出演できなくなったので、その辺にいたストリートピアニストに急遽代演をお願いしたと。
川崎市で演奏会の出演者が体調不良になり欠席→担当者が急遽ストリートピアノを弾いていた男性に出演オファー→その結果こうなった - Togetter
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すごっ。いつでも「できる」状態に自分を置いていたということでしょう。
先日、プロの大学教員というか、プロの研究者は、いつどんなときもどんな場所でも、専門に関して答えられるようにしておかなければならない、という話を聞いた。
背筋がしゃんとする気持ちになるひとときだったが、一方よく耳にする価値観として、我々は物知り博士ではない、問われたときに答えられる手立てを知る訓練をした者だという考え方もある。
研究者は物知り博士とは違う。だから色々なことを暗記していることが偉いとはまったく思わない。しかし問いとの出会いは一期一会、その時にすぐ答えられるように思索を重ねた自分でいたい、とはこの道にいる人間は誰しも思うのではないか。
その意味で、このピアニスト、尊敬します。