というわけで、アクセント史が専門の私が見ても、よくできているなあと思う記事を。というか既存の教科書類でも、ここまでコンパクトにまとまっている、良質でしかもアクセント論的に中立の立場を守っている記事は見たことがない。
日本語の方言のアクセント - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/日本語の方言のアクセント
*素晴らしい
類 (アクセント) - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/類_(アクセント)
*安定感がある
中古日本語 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/中古日本語#アクセント
*もうちょっと参考文献を示してほしいなと思うけれど。
私が授業で話すようなレベルにかなり近いか、部分的にはこちらのほうが上回っている。もし自分がこの粒度で話すとしたら、大学院の演習だなと思う。
ただ学生がレポートでここを参照してきたら、やはり違うだろうと言う。それは百科事典を引いてきた学生についても同じで、他人のまとめに過ぎないからだ。自分で原典に当たってくるべきと言うでしょう。それは決してwikipediaの信頼性を問題視するのではなくて、学問的な姿勢の問題が言わせるのだと思う。(3/3)