年末だから、ふだん思うことをもう少しメモしておきます。
ある図書館情報学の先生から、今もWikipediaはレポートなどの参照文献に認めない先生がいるらしいけど本当?と聞かれたことがある。Wikipediaが出所不明な間違いを記載するという話は古くあったが、今はそんなレベルではないのだという。
ウィキペディアの信頼性(2023.12.25) - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/ウィキペディアの信頼性
引用されている文献は古い。
CA1676 – ウィキペディアにおける情報の質(IQ)向上の仕組み(2008.12.20) / 石澤文 | カレントアウェアネス・ポータル
https://current.ndl.go.jp/ca1676
2012年の論文もある。
ウィキペディア:その信頼性と社会的役割
https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/55/1/55_1_2/_html/-char/ja
いずれも信頼性は程度問題であるとしか読めず、至極妥当だと思う。目を引いたのは、百科事典とは未知のことを概略的に知るためのものであって、専門書などとは訳が違うのだということ。整理された基礎的な事柄が記載されることが望ましいのだということ。(1/3)