学生の授業に対するコメントに、時々日本語の面から目を引くものがある。「想像とは違(ちが)く、面白かった」とは、「違かった」で知られる新形容詞「違い」の連用中止。これは初めて見たかも。
この新形容詞はすべての活用形がおそらくまだ揃っていない。終止形「お前の話は違い」「それは違い話だ」は若い人でもまだ言えないはず(音訛形チゲーなら言える)。
連用形では「ちがくて」は初期から言えたと思うが、連用中止の形は、今日が初めてです。
同じ連用形にしても、「違(ちご)うございます」なら何か言えちゃう感じがするのも不思議。音訛形にすると言えちゃうのは何なのか。