1月からここまでのところ、仕事の大波をようやく越えて、まずまず通常の忙しさにまで落ち着いてきました。教務関係の校務ががっつりある時期ですが、そういう時期であればあるほど研究を頑張ろうとする性分もあって、詰め込みすぎたかもとも思います(質は問わない)。
90年代に古い先生から聞いていたのは「教育と研究の両方を頑張りなさい」、00年代初め頃に先輩から聞いたのが「教育と研究と校務に励みなさい」、10年代ごろから世間は「教育と研究と校務に励み、学部資金を取りなさい」…「国際活動も頑張りなさい」という感じ。採用人事など見ているとこれらに加えて「性格のいい方を」と。
要するにパーフェクト超人になれと言われているわけですが、我々はただの人間です。実際、某地方国立大学で30代前半の募集条件でこれらを満たす要件が書いてあったのを見たことがあって、非実在大学教員もしくはファンタジー教員と思ったことでした。世界のどこかにはいるんでしょうけども、ビッグフット的な意味で。
我々はムー掲載を目指せませんが、まあやれることをやるしかない。